魔法少年マジョーリアン

魔法少年マジョーリアンのあらすじ

久米河イオリは少年でありながら、女子と見まがうほどのルックスで、しぐさや態度も女らしかった。心優しい性格であり、クラスの女子からは好意を抱かれているが、反面、ガキ大将の鷺乃宮マサルを中心とする男子たちからはいじめられていた。

そんなある日、イオリの前に不可思議な謎の生物が現れる。謎の生物はイオリを女の子だと勘違いし、魔女っ子に変身する力を与えてしまう。たまたま近くにいたマサルまで巻き込まれてしまい、二人は男でありながら魔法少女に変身する力を得てしまった。

この出来事を機に町には怪物が現れるようになり、いじめられっ子といじめっ子の二人は協力し合いながら敵を倒していくことになる。そして次第に二人の関係も変わっていき……。

魔法少年マジョーリアンのおすすめポイント

魔法少女ものでありながら、主人公は少年二人という一風変わった設定です。戦うときは年上の女性に変身するのですが、イオリは女らしさにますます磨きがかかり、むしろ積極的に敵と戦おうとします。

一方マサルは三人の姉の存在により、女嫌いな一面を持っています。ですので変身を嫌がり、しかも協力者が自分がいじめている相手のため複雑な仲間関係です。本作はこのいじめが根幹に位置するテーマになっており、ストーリーに深みをもたらしています。

また少年二人が主人公とは思えないほどドロドロの愛憎劇が描かれており、たとえば同性愛や小児性愛、近親愛なども一つのテーマになっています。魔法少女ものですが、その魅力は複雑な人間関係にあると言えるでしょう。

魔法少年マジョーリアン