野望の群れのあらすじ

主人公の久我遼介は、実家が貧乏な町工場がらも名門大学に入ってアメフトのスター選手となり、天才ラガーマンとして順風満帆な生活を送っていた。

しかし、貧乏な実家が数億円もの多額の借金に苦しむ状況となった為に、親友であった大財閥の御曹司である堂島隆一郎に借金を申込む。

隆一郎の父には冷たく追い返されてしまう久我だったが、そんなとき、隆一郎が久我の彼女を自分のものにする事を条件に、借金の肩代りをすることを提案する。

借金から解放された久我の一家。しかし時すでに遅く、久我の一家は心中してしまっており、我を忘れた久我は隆一郎に殴りかかった為に刑務所送りとなってしまう。

彼女を譲り渡したにも関わらず家族を失う結果となった久我は、隆一郎に復讐心を抱き、裏社会で成り上がってゆく。

野望の群れのおすすめポイント

本作のおすすめポイントは、裏社会で成り上がる久我遼介の武勇や奸智といった「強さ」です。

ギリシャ神話には数多くの勇者がいて人々に称えられてきました。 勇者と聞いて人が思い浮かべるような武勇に優れ、仲間を大切にするような人柄の優れた英雄がいる一方、武勇や奸智に優れているものの、自分が成り上がる為に仲間を罠にハメて殺したり、女性を利用するだけ利用して用済みになったら簡単に捨ててしまう人間性に欠けている英雄も称えられています。

これは、何よりも「強さ」が一番大事であった為です。 本作の久我遼介も、邪魔な刑事の娘を手下に襲わせて自殺に追い込んだり、将来的に邪魔になりそうであれば仲間であっても殺したり、女性を平然と自分の道具にするなど人間性が欠けているものの、手強い敵対組織のリーダーと一騎討ちして武勇を見せつけてくれるなど「強さ」という魅力をもっています。

野望の群れを読む