<わさびの効果>美肌やデトックス作用あり!

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「和のスパイス」代表として、寿司や刺し身のお共と知られる「ワサビ」は、鼻にツンとする刺激と特有の辛さが特徴の薬味の1つです。英語でも「Wasabi」または「Japanese Horseradish(西洋ワサビ)」と呼ばれ、和食ブームの影響で世界でも少しずつ知られるようになりました。

このワサビは、寿司や刺し身の味を引き立たせるだけではなく、健康や美容にも高い効果があることをご存知でしょうか。とはいえ、大量に食べることは難しいワサビについて、その効果や特徴、適切な摂取量などを知っておきましょう。

ワサビの効果

ワサビは、植物としては「アブラナ科ワサビ属」に属する多年草です。薬味として使用されるのはワサビの地下茎で、寿司、刺し身をはじめ、蕎麦やお茶漬けなど、さまざまな日本料理で脇役として活躍しています。ワサビの辛味は、すりおろしたときに細胞が壊れ、辛味成分が出てくることで感じることができます。チューブ入りのものが登場してからより身近になったワサビについて、その知られざる効果について紹介したいと思います。

血栓予防効果

血液中に血栓ができて血管が詰まってしまうと、脳で詰まれば脳血栓、心臓で詰まれば心筋梗塞を引き起こします。この血栓は、血小板が凝集することで発症します。ワサビに含まれる、イソチオシアネートと呼ばれる成分には、血小板の凝集に関わるタンパク質の作用を抑える働きがあり、血栓を作らせないようにして血栓症を未然に防いでくれます。

さらに、脳細胞を活性化する働きもあるとされ、記憶力や学習能力を引き上げる効果が期待されています。

食欲増進効果

ワサビの辛味成分である揮発性のアリルからし油(アリルイソチオシアネート)には、魚の生臭さを分解する作用があり、食欲を増進させる効果があります。食欲がないときや、消化が悪いというときにも、ワサビの独特の香りと辛味が胃を刺激しますので、食欲が出て、さらに、消化の手助けをする役割を果たします。

美肌効果


ワサビには、抗酸化作用があるスルフィニルという成分が含まれており、体がさびるのを抑える効果によって、加齢や肌トラブルによってできる肌のシミ・シワを防いでくれます。また、このスルフィニルには、血液をサラサラにしてくれる作用があるとされ、血液の循環をよくし、肌の細胞のすみずみまで酸素や栄養素を届けてくれるため、新陳代謝が促進されて美肌に導きます。

デトックス効果

人の体内には、知らないうちに循環が滞り、毒素が溜まっていることがあります。「6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート」というワサビに含まれる成分には、この毒素を体外に排出してくれるデトックス効果があります。

体内に溜まった有害物質の解毒を働きかけ、毒素と一緒に老廃物も体外に排出する効果がありますので、体調がずっとすぐれない、疲れが溜まっているという方は、ワサビの効果を試してみると改善されるかもしれません。

ワサビに含まれる栄養

ワサビは辛いだけではなく、さまざまな栄養が含まれており、健康や美容にとって良い効果が期待できます。ワサビはその特徴から、1度に大量に摂ることはまずありませんが、体に良い働きがあるビタミンやミネラルを多く含んでいます。ワサビの栄養について知ることで、また違ったワサビの楽しみ方ができるかもしれません。

食物繊維やカルシウム、ビタミン類など豊富な栄養

ワサビを栄養の観点から見てみると、食物繊維、カリウム、カルシウム、ビタミンK、ビタミンB6、ビタミンC、葉酸など多くの栄養素を含む野菜となります。

殺菌作用の強いアリルイソチオシアネート

ワサビに含まれるアリルイソチオシアネートには、強い殺菌作用があります。気温や湿度の高い季節は、細菌が繁殖しやすく、O-157やサルモネラ菌などによる食中毒が問題になります。熱を加えることで防ぐことができるのですが、生魚や生野菜のような加熱処理をしない料理の場合は食中毒のリスクが高まります。

そのような料理と、ワサビを一緒に摂ることで、アリルイソチオシアネートの殺菌作用が効果を発揮し、微生物の増殖を抑えて食中毒を防ぐ効果があります。古くからワサビが日本人に親しまれてきた理由には、このような効果もあるためと考えられます。

抗酸作用のあるスルフィニル

先述した美肌に効果を発揮するスルフィニルには、活性酸素の働きを弱める抗酸化作用があります。ワサビに含まれるスルフィニルを摂ることで、人の組織細胞に備わる抗酸化物質を活性化して正常に機能させることができます。この物質は、活性酸素に関係なく、抗酸化物質を活発にしますので、いざ活性酸素が増えたときにすぐに力を発揮してくれます。

発がん物質を排出するグルコシノレート

胃がんや胃潰瘍の原因に、ピロリ菌が関わると言われていますが、ワサビのグルコシノレートという成分には、ピロリ菌の活動を鈍くして、増殖も抑制する作用があります。さらに、このグルコシノレートには、胃関連の病気を予防する働きの他に、解毒作用もありますので、発がん物質を体外に排出するサポートも行ってくれます。このことから、胃だけではなく、大腸がん、肺がんなどのがん予防にも効果があると考えられます。

わさびの効果を得るための摂取の注意

ワサビの優れた効果や、さまざまな作用のある栄養素について理解しても、ワサビの種類や正しい取り方をしなければその効果を得ることができないことがあります。たくさん食べるものではないワサビだけに、取り入れやすい方法や摂取する際の注意点に気をつけて、食生活に正しく取り入れるようにすることが大切です。

西洋わさびでは得られない効果があるので注意

実は、チューブ入りのワサビの主原料は、東ヨーロッパ原産の「西洋ワサビ」であることがほとんどです。ホースラディッシュとも呼ばれ、日本の本ワサビと同じようにツンとした辛味がありますが、辛味は西洋ワサビの方が強く、価格もリーズナブルです。西洋ワサビは「山ワサビ」や「ワサビ大根」とも呼ばれ、本ワサビとは味も風味も異なります。

本ワサビは水温9~16度の綺麗な水や沢で、強い日差しが差し込まないデリケートな環境しか育ちませんが、西洋ワサビは山ワサビと言われるように、畑の土の中で比較的簡単に育てることができます。つまり、似ていても異なる植物となりますので、含まれる成分も変わってきます。

毎日の摂取量は3グラムが理想的

ワサビの効果を得るためには、摂取量は1日3グラムが理想的と言われています。ティースプーンだと約1杯が目安となります。ワサビに含まれる有効成分は、水に溶ける水溶性ですので、体内にとどまらず排出されてしまいます。一度にたくさん摂らずに、数回に分けて摂ることがおススメです。

本わさびで作られているものを選ぶ

ワサビを効率的に摂るためには、本ワサビで作られているものを選ぶようにしましょう。先述したデトックス効果が期待できる6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネートという成分は、本ワサビにしか含まれず、西洋ワサビにはない成分です。本ワサビをすりおろして使うことで、高い効果を得ることができます。チューブ入りワサビを使用するときは、本ワサビ100%のものを選びましょう。

ドレッシングや薬味などにアレンジ

ワサビを美味しくいろいろな料理に使う方法として、ドレッシングに混ぜたりアレンジして食べることをおススメします。昆布つゆやごまドレッシングに混ぜて、ワサビドレッシングにチャレンジしてみてください。生野菜や蒸し野菜がおススメです。

まとめ

ワサビの効果には、血栓予防や食欲増進、美肌効果やデトックス効果もありますので、健康と美容の両方に有効な栄養素です。ただし、たくさん摂取しづらい食べ物ですので、いろいろとアレンジをして食生活に上手に取り入れましょう。ワサビを選ぶときは、本ワサビを選び、適量を毎日少しずつ摂取することがポイントです。

引き用元サイト: feely[フィーリー]

記事元url: https://feely.jp/4525207/

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